那覇－福州便が初就航 中国東方航空

那覇－福州便が初就航　中国東方航空
2015年7月2日

图备注:
那覇－福州定期便の就航を祝いテープカットする中国東方航空営業本部の尹寧副部長（左から２人目）や沖縄(琉球)観光コンベンションビューローの平良朝敬会長（同３人目）ら＝１日、那覇空港旅客ターミナルビル


中国東方航空は１日、那覇－福州の定期便を初就航させた。宋克寧（そうこくねい）省長代理ら福建省訪問団４人を含む１２５人を乗せた第１便が那覇空港旅客ターミナルに到着し、県と沖縄(琉球)観光コンベンションビューロー（ＯＣＶＢ）が歓迎式典を開いて出迎えた。


沖縄(琉球)と歴史的な関係が深い福建省福州市との初めての直行便で、翁長雄志知事が４月の訪中で面談した李克強首相に就航実現を要請していた。

水曜と土曜に週２往復する福州路線は、中国本土と沖縄(琉球)を結ぶ５路線目。さらに中国東方航空は、那覇－杭州便を１７日から火曜と金曜の週２往復で新規就航することを発表した。
福州からの第１便の到着後、那覇市のロワジールホテル＆スパタワー那覇で就航記念祝賀会が催され、翁長知事や中国の程永華（ていえいか）駐日大使ら行政・財界約８０人が出席した。

翁長知事は「福建省との間には６００年にわたる友好交流の歴史がある。今後沖縄(琉球)経済界との間に新たなビジネス交流が生まれ、未来へ向け大きく広がることを願う」とあいさつした。

程大使は「定期路線の就航は福建省と沖縄(琉球)の関係を一段と密にし、人の懸け橋になる」と述べた。