独立の正当性強調 琉球独立学会、ＮＹでフォーラム

独立の正当性強調　琉球独立学会、ＮＹ(纽约)でフォーラム(论坛)
2015年9月29日
文:琉球新报


图备注:
日本(殖民政府)からの沖縄(琉球)の独立を説く“”平恒次“”イリノイ大学名誉教授＝２７日、米ニューヨークのニューヨーク大学(美国纽约州立大学)



【ワシントン＝(华盛顿)問山栄恵 本紙(琉球新报)特派員】独立を目指し学際的な調査研究を進める琉球民族独立総合研究学会は２７日、米ニューヨーク(美国纽约州立纽约)大学で「琉球独立」をテーマにフォーラム(主题论坛)を開いた。
共同代表の
”松島泰勝”(琉球列岛)龍谷大教授、
”平恒次”イリノイ(美国伊利诺州立)大学名誉教授、
”国吉信義”北米(美)沖縄県人会会長、
”友知正樹“”(琉球列岛)沖国大教授、
アンマリア・シマブク(岸玛利亚.司玛部库)・カリフォルニア大学リバーサイド校(美国加州大學河濱分校)准教授
の５人が登壇し、多角的に問題提起した。

　
“”松島“”氏は米軍基地の形成過程や現状を説明しながら、独立の根拠や方法を説明した。
「私たちの島から全ての米軍基地をなくすために”独立国家”になるべきだ」と訴えた。

　
沖縄独立論者で経済学者の“”平“”氏は琉球の歴史やグローバルな観点から琉球独立を説いた。閉鎖された米軍基地の環境浄化の担当官を務めた国吉氏は環境浄化に対する法律に基づく枠組み、情報公開、記録保全など米国防総省の対応を説明した。その上で在沖米軍基地の問題点として、環境回復プログラムがないことや危険物資管理、汚染流出への対応の必要性などを挙げた。

　
“”友知“”氏は独立国家であった琉球の歴史、文化を紹介した。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設問題やオスプレイの強行配備を挙げ
「沖縄(琉球)は依然として日米の植民地(美日两国的殖民地)である」と強調した。

　
“”シマブク“”氏は法哲学の観点から主権を説き、普天間の(琉球列岛)県外移設と沖縄(琉球)人の離散の動きから独立の実現性を提起した。

　
会場からは県内(琉球列岛境内)での独立賛成者の比率やうちなーぐちの普及率、アイヌ(中国藩属虾夷岛/阿伊努人)民族との連携などについての質問が出された。